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マインドフルネス瞑想が不安やストレスのコントロールに役立つって聞いたんだけど、それって怒りにも応用できるのかな? だとしたらどういうメカニズムで効果が出るの?

 

今回はこんな疑問にお答えしていきたいと思います!

この記事はこんな方にオススメ!

☞ マインドフルネス瞑想がアンガーマネジメントに役立つ理由が知りたい

☞ マインドフルネス瞑想の実践法が知りたい

☞ 怒りが増幅されるメカニズムが知りたい

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マインドフルネスとは

元は仏教的な瞑想に由来する心の状態を指す言葉で、”気付き”とか”目覚め”といったような意味があります。

詳しくは別記事にまとめましたのでご参照ください。マインドフルネスへの理解を深めてから実践していただくとより効果を感じやすいと思います。

マインドフルネス瞑想とは

マインドフルネス瞑想とはマインドフルネスを体験するための瞑想法です。

詳細は別の記事で紹介しているのでご参照ください^^

”怒り”とはそもそもどういう感情?

怒りとは説明する必要がないくらい誰にとっても身近な感情です。

しかし調べてみると意外と奥深いもので、怒りの生物学的意義は「怒りの大きな活力とエネルギーで自分を守る」ということなんだそうです。刺激に対する防衛反応として自尊感情を守ったり、他者との関係性を強めたり、社会適応上役立つ側面も持ち合わせています。

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そしてよく勘違いされているのことなのですが、怒りの感情そのものは攻撃性とはなんら結び付きはありません。怒りの感情の扱い方を間違えた結果攻撃性として表現されているだけだったりします。つまり怒りの使い方もその人次第。自分なりのコントロール方法を確立する必要があります。

マインドフルネスと”怒り”の関係性

マインドフルネス瞑想の仕組み

マインドフルネス瞑想では”今、この瞬間”をあるがままに観察し、囚われている感情や思考から距離をとっていきます。すると、それらに流されることなく自分の価値観に沿った行動を選択することができるようになります。

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集中瞑想(サマタ瞑想)と観察瞑想(ヴィパッサナー瞑想)を組み合わせて、注意機能の訓練と洞察力を鍛えていきます。なので、瞑想の効果を体験するためには練習が必要です(;^ω^)

しかし、この注意機能と洞察力が向上することで怒りの感情ともうまく付き合えるようになるので、怒りっぽい”いつものパターン”から抜け出したい方はチャレンジしてみてください。合わないと思ったらいつでも止められますしね^^

怒りの仕組み

怒りは不安やストレスと同様、感情が生まれた瞬間から繰り返し思い返す(反芻)ことが、感情の持続や増強に大きく影響していると言われています。

怒りを感じたときのことを思い返してみてください。

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怒りが芽生えた瞬間はもちろん腹立たしいですよね。ですが、その出来事の後もなかなか怒りが頭から離れず、時間が経ってからの方が余計に腹が立つなんて経験はありませんか?

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イライラして勉強が手につかないぜ

それが”反芻”です。

この反芻傾向からうまく抜け出せるかどうかが、アンガーマネジメントの要になります。

怒りのデメリット

よく怒っている人ってなんとなく血圧高そうなイメージありますけど、実際によく怒っている人は高血圧や心疾患の罹患率が高いそうです^^;

健康被害を出さないようにというわけではありませんが、怒りに飲まれてしまうと、視野が狭くなったり思考の柔軟性を落としてしまう場合もあるので、自分なりの怒りの感情との付き合い方を確立しておいた方が良いと思います。

マインドフルネス瞑想がアンガーマネジメントに役立つ理由

ここまでを要約すると、

マインドフルネス瞑想はマインドフルネスの体験を通して、怒りの増強因子である反芻を中断させてくれることと、思考や感情は流れて消えていくという、”流動性”への気付きを通して怒りを鎮めてくれるということになります。

でも、それって怒りの原因の解決になってないですよね?

そう思われた方も多いと思います。

ここが非常に興味深い点なのですが、実は怒りの原因を解決しなくても、怒りの感情は鎮めることができるのです。心の明晰性を保った状態で”怒りに囚われている今の自分”を観察することで、怒りの感情はピークを越え、少しずつ小さくなるのがわかると思います。そうなれば、怒りに任せて行動するのではなく、自分の価値観に沿った行動を自分の意志で選択できるようになります。

これがマインドフルネス瞑想を活用したアンガーマネジメントです。

※心の明晰性:心が信念や思考、感情などに囚われていないこと。心のそのものが明晰であること。注意が集中していて気がそれないこと。

マインドフルネス瞑想の注意点

マインドフルネス瞑想のやり方についての記事に記載しましたので、ご参照ください^^

さいごに

いかがでしたでしょうか。

マインドフルネス瞑想は怒りの感情の原因そのものを解決するのではなく、感情との付き合い方を変えることでその影響力を弱めるものです。なので、マインドフルネス瞑想に慣れたあとでも、性格の傾向は変わりません。

しかし、マインドフルネスを通して心の癖に気付き、”いつものパターン”から抜け出す方法を見出すことができれば、意味のない思考や感情に囚われることなく自分の価値観に沿った行動選択ができることでしょう。

そして感情に対しての「あ、別の見方もあるのか」という気付きこそが、感情の影響力を弱めてくれるのです。

この記事が読んでくださった方の何かしらのお役に立てれば私としても幸いです^^

ここまで読んでくださってありがとうございました!

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